デジタル・デザイン・ラボラトリーな日々

アラフィフプログラマーが数学と物理と英語を基礎からやり直す。https://qiita.com/yaju

英語の -teen と -ty にまつわる話

はじめに

英語の teen と ty について、どっちか10台か迷うことってないですか? え、ないって、そうですよね。
確かに発音では迷うことはあっても、英単語として迷うことはないよね。

どちらか迷わなくなる方法として、単語を深く理解すると記憶に残りやすくなります。

teen と ty について

13(thirteen)以降の -teen は「加算(足し算)の10」を表し、13は「10足す3」という意味となります。 一方、twenty, thirty, forty などの -ty は「乗法(掛け算)の10」を表し、「2掛ける10」、「3掛ける10」などとなります。

これは日本語で表してみましょう。 13は「10足す3」という意味で、日本語で「じゅう・さん」となります。日本語では英語と違い加算の場合には「じゅう」を前に置く形になります。
20は 「2掛ける10」という意味で、日本語で「に・じゅう」となります。加算と違い乗法の場合には英語と同じく「じゅう」を後に置く形になります。 日本語では「じゅう」を置く位置で区別するのに対し、英語では置く位置は後ろで同じですが、-teen と -ty の語形で区別します。

11と12にはなぜ -teen がつかない?

英語を習った時に、11はeleven、12はtwelveとなり、13(thirteen)以降の -teen は付くようになることを覚えます。

eleven と twelve の語源は、もともとドイツ語(正確にはその昔使われていたゲルマン語)にあります。
einlif と tweilif で、どちらも後ろに lif が付いていることに気がつきます。この lif は leave の過去系の left が含まれています。

einlif :one left (over ten)…「10 に 1 あまる」⇒ eleven 11
tweilif:two left (over ten)…「10 に 2 あまる」⇒ twelve 12

これは諸説ありますが、12進数の名残りと考えられます。

12進法

10進法と並んで多くの文明で使われてきたのが、12進法の考えである。
現在も12進法は、時計の目盛りは12時間、1ダースは12個などに使われている。
何故かというと約数が多いからである。
10の約数は1,2,5,10の4種類
12の約数は1,2,3,4,6,12の6種類
数えることが主流な文化では10進法を用いたのに対して、分けることが主流な文化では12進法を用いました。天文学が発達した文明では方角を分ける際に、12という数が都合が良かったのです。

最後に

しばらくはてなブログの方には記事を書いていませんでした。GWは暇になるので機械学習に記事を作成していきたいと思います。

スポンサーリンク